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ドラマ『君には届かない。』~あらすじ・配信サイト・原作漫画・ネタバレ感想~

2024年7月12日

青春ピカピカBLドラマ、『君には届かない。』をネトフリに入ったので一気見しました。ビジュアルが良いのだけは知っていました!!

ドラマ『君には届かない。』の概要とあらすじ

放送/2023年
話数/8話
出演/前田拳太郎 柏木 悠 (超特急) 板倉俊之 (インパルス) 他
監督/泉 正英 棚澤孝義 林 雅貴
脚本/開 真理
原作/みか「君には届かない。」(MFC ジーンピクシブシリーズ/KADOKAWA刊)
制作/『君には届かない。』 製作委員会

ヤマト (前田拳太郎) とカケル (柏木悠) は幼馴染で親友。容姿端麗で成績優秀のヤマトはよく女の子から呼び出されて告白されるがいつも断ってばかり。一方のカケルは、成績はイマイチで平凡。しかし穏やかで明るく周りにはいつも誰かがいる。ヤマトはカケル以外に友達はいないどころか、同級生の男子からは無愛想なやつだと思われていた。そんなヤマトを人見知りなだけだとフォローするカケル。本当は優しくて何でもできるヤマトの良さをみんなにも知ってもらいたいとカケルは常々考えていた。

そんなある日、カケルはテストで赤点を取ってしまい居残ってプリントをするハメに。ヤマトはそんなカケルに問題の解き方を教えていく。無事プリントも終わり教室で2人で話していると、ヤマトは「好きな人はいないの?」とカケルから聞かれ暫し考えるも、「カケル」と答え……。

ヤマトの気持ちは露知らず、クラスメイトの紹介で他校の女子高生と合コンをすることになったカケルは、他のクラスメイトとも仲良くしてもらいたいという思いからヤマトを誘うことに。ヤマトはカケルがそんなに彼女が欲しいのかと気になりつつも、カケルが心配だからと合コンに参加することになるが……!?


『君には届かない。』 製作委員会

原作未読なので、とりあえず幼馴染もので主演2人の顔がいいのと身長差が素敵なのは覚えました!

ドラマ『君には届かない。』を観られる配信サイト

2024年3月現在、以下の配信サイトで視聴する事ができます。

今の所ネトフリだけみたいです。
今後、他でも配信されるのでしょうか?

ドラマ『君には届かない。』の原作漫画

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ドラマ『君には届かない。』のネタバレ感想

※このブログは個人的なBLドラマの感想ですので、人によっては意見が合わず嫌な気分になるかもしれません。読むのは自己責任でお願いします。

ビジュアルが良いって事で、非常に期待していました。

・・・が!!

ヤマトを演じる前田拳太郎さんの良さが5割減じゃないですかー!?

なんかダサ・・・学ラン似合わないし・・・高校生に見えないし(ヒゲ)・・・あの前髪が良くないのかな・・・。

原作に寄せるのも大事だけど、役者さんをカッコよく見せるのも大事だと思いました。容姿端麗でモテモテな設定なんだしさ・・・ビジュアルで魅せて欲しい・・・。

そして、内容に関してですが、BLあるあるてんこ盛りでした。
ここは『絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくない男』の世界なのかと思うくらいに(そういえば、あの世界では攻めが不愛想なイケメン、成績優秀、スポーツ万能、受けが全部平凡、モテないっていうあるあるはやったっけ?)。

あるあるその①

そうなの、とにかく攻めのイケメン、無愛想なのにモテモテ設定は本っ当に「勘弁して!!」と言いたくなるほどありふれ過ぎているけど現実では有り得ない!!

不愛想なんて絶対にモテないし、特にこの作品のヤマトみたいな、友達がカケルしかいない真面目くんは絶対にモテないでしょう!
しかもちょっとダサくてモサいし、すぐいなくなるコミュ障だし。

『美しい彼』の清居くらい派手な美形だったら、そりゃ下級生に「朝から先輩見れてラッキー」と言われても頷けますが、ヤマトはないわ。絶対に。
しかも女子高生なんて1軍男子とお姫様扱いされるのが大好きな生き物なんだから、ボッチの根暗にガツガツ告白なんてそうそうしないのでは・・・。
そして受けは平凡でモテないといいつつ顔がいいし・・・。

だったら受けはブサイクを用意してくれ!!って思いました。

そうすれば攻めだけがモテるのも納得してあげます。
もしくは前田拳太郎さんをめちゃくちゃかっこいいスタイリングにしてください!前髪モッサリ、学ランピッチリ、青シャツの上に編み編みセータースタイル(合コン時)じゃ、どう見てもモテるようには見えませんて・・・。

そもそも攻めをモテモテ設定にする意味ってあるのかなぁ?
たくさんの女子に告白される男が価値があるっていう事なんでしょうか。
別にいいじゃん、誰からも一目でかっこいいって言われる男じゃなくたって。
たまには才能あったり努力してるかっこいい男をくれよ。

すみません、これまでの長い腐女子生活の中で『不愛想なのにイケメンというだけでモテモテなキャラ』を摂取しすぎたのか、不愛想モテモテアレルギーになってしまったみたいです。

あるあるその②

あるあるはモテモテだけじゃなくって、やたらと主人公カップルを気にする脇キャラ達です。

妹も茶髪のクラスメイトも、ヤマトの気持ちに気付いても馬鹿にしたり弱みを握って強請ったりするわけでもなく、説教くさい事を言って去っていく・・・。

え、なに?何目線?RPGの話しかけたらヒントくれるキャラ?

特に茶髪のクラスメイトはヤバイですね。
全然仲良くする気ない相手にウザ絡みして、修学旅行ではメガネくんの計画を聞いてたと思われるのに、ヤマトにカケルの事で責めるという・・・。
いやあんたには関係ないやん???てかあんたの友達が仕組んだ事やん???

しかも常日頃カケルは「彼女欲しい」と言ってるのに、なぜヤマトの背中を押す?彼女が欲しいカケルの気持ちは無視?

妹もオタクみたいな口調で「兄さんは今頃・・・」じゃないよ!
妹ってのは自分が主役なんだから!兄の事なんか気にしてる暇ないんだから!

挙句の果てに茶髪くんは妹に対して「どっちかの視点しかない物差しなんてクソだぜ(?)」←すみません、クソだぜは覚えてるけど正確ではないと思う。

いやお前こそヤマトとタケルくっつける視点しかねーじゃん!という突っ込み待ちですか?

この2人は本当にただの腐女子の具現化でキツかった。
良い事言わせてる風だけど全然そうでもなくて押しつけがましいし、もしもカケルがヤマトを好きにならなかったら完全にお節介で迷惑な人です。

あるあるその③

これはBLドラマあるあるでしょうか。モノローグがとにかく多い!
カケルが主人公だからモノローグあるのは仕方ないかと思いきや、ヤマトもひたすらモノローグ。
モノローグで会話出来るレベル。

6話デート回では、カケル目線でうだうだ悩んでたと思ったら、お次は襲った後のヤマトのターンって・・・。

こっちは視点がグルグル変わってめまい起こしそうです。

あるあるその④

偶然が重なりすぎて異常なレベル。

はい、3話のショッピングモールでの話ですね。

カケルと母親が買い物に行くのはいいとして、合コン女子茜ちゃんと、ヤマト兄妹まで・・・。行く所そこしかないんか?

てか茜ちゃん一人で来てたみたいですが、家族と一緒の所に突撃して急にカケルとデートするとか、心臓に毛が生えてる系女子ですね。

んでヤマトと妹は2人でパンケーキ・・・。てか食べてるのは妹だけ・・・。
どういう事・・・・?最近の高校生兄妹はこれが普通なの・・・?

しかもヤマトはデートする2人を見つけてカケルを拉致するし、なぜ急に抑えがきかないのよ。10年くらい猶予があったなら諦めておきなさいよ。

そして、そんなにカケルに彼女が出来るのが嫌なら茜ちゃんを誘惑しろよ!!と思いました。

せっかく合コンに着いていったのに、カケルの邪魔しないでどうするの?全女子持ってくぐらいしないとだめでしょ!

ちょっと偶然あるあるからは逸れちゃいましたけど、ひたすら誰にも共感出来ず話が進んで行って、私はひとりぼっち気分満喫出来ました・・・。

ドラマ『君には届かない。』のオススメ度

ハッキリ言ってキツかったですね~。

まずカケルは明るくて良い子だし、なんと演技が初めてだそうですが、結構うまいと思いました。

だけどヤマトが全然魅力がなくて、それなのにモテモテを見せつけられてイライラしてしまった(笑)。※前田拳太郎さんは1㎜も悪くありません。

気付いたんだけど、『オールドファッションカップケーキ』みたいにこの人仕事(ヤマトは勉強とスポーツ)出来てモテモテ!エピソードないけど周りの人に告白されればモテるって事でいいですね!みたいな適当さ、『ノートに書いた理想の攻めの設定』みたいな浅さなんですね。

頭良いって言うけどカケルも同じ高校で同じクラスならそんな悪くないと思うし、スポーツ万能と言っても部活は入ってないみたいだから、部活ガチ勢には負けるよね?とか、全部ただの設定で、頭脳を活かして何かしたり、スポーツで結果出したりもしないでカケルカケルってウダウダしてるだけ。

こんな男に全然魅力感じないです。

カケルに近づく女子に自分から粉かけて悪役になるか、完全にカケルの幸せだけを願う親友ポジションにいようとするかスタンスを決めて欲しい。

そんなわけで、期待したのに私には全く届きませんでした。すいません。

★☆☆☆☆