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ドラマ『タカラのびいどろ』の総評と個人的オススメ度

最終回まで観終わりました!こちらは全編通しての感想です。

↓1~10話までの各話ネタバレ感想はこちらです。

ドラマ『タカラのびいどろ』の概要とあらすじ

放送/2024年7月1日~
出演/岩瀬洋志 小西詠斗 他
監督/石橋夕帆 富田未来 こささりょうま
脚本/下亜友美 石橋夕帆 富田未来
原作/鈴丸みんた『タカラのびいどろ』新書館ディアプラス・コミックス刊
制作/「タカラのびいどろ」製作委員会

あの人に、やっと会える――。

福岡から上京し、央大学に入学した中野大進(小西詠斗)。
オシャレな格好をして、標準語で話す同級生たちに圧倒され、サークル勧誘にも戸惑っている大進の前に、見覚えのある姿を発見する。
半年前、オカメインコの“おかめくん”を亡くし、泣いている自分を慰めてくれた2年先輩の志賀宝(岩瀬洋志)だった。
懸命に想いを伝えようとするも、宝に冷たく突き放されてしまう。

それでも大進は、めげずに登山サークルの体験合宿に参加するが……。

公式サイト

ちょっと慰めてもらっただけで急に進路を変える大進・・・!

真っすぐすぎて心配になります(笑)。

ドラマ『タカラのびいどろ』を観られる配信サイト

『タカラのびいどろ』は以下の配信サイトで観られます。

他でも観られるようになるといいですよね。

でも、Blu-rayBoxが12月に発売になりますので、常に観ていたいという方にはコチラがオススメです。

ドラマ『タカラのびいどろ』の原作漫画

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ドラマ『タカラのびいどろ』の総評

※このブログは個人的なBLドラマの感想ですので、人によっては意見が合わず嫌な気分になるかもしれません。読むのは自己責任でお願いします。

まず、このドラマは攻めの宝先輩役の岩瀬洋志さんがとにかく美形で目を引きますね。大体ビジュアルで賛否が起こるのがBLドラマの常ですが、この方を美形と言わない人はいないのでは?
原作ファンからも「宝先輩を実写化するのは難しい」と言われていましたが、岩瀬洋志さんさんなら納得という声も多かったように感じます。

でもね、個人的には攻めよりクール美人受けの方が似合うと思うので、機会があれば(でも若いうちに)是非受けを演じてほしいです・・・!

さて、内容に関してですが、田舎で出会った宝先輩を追いかけて上京した大進が恋に新生活にがんばる物語・・・なのかな?

ひたすら誰に対しても(友達以外には)塩対応で母親との確執があり、おじいさんへは特別な想いがある宝先輩でしたが・・・いまいちキャラを練り上げられていないような印象を受けました。

タイトルにもある『びいどろ』・・・ビー玉が好きな理由も、そこまでこだわるきっかけになる・・・か・・・?

母親の事もやたら回想で出てきましたが、宝先輩が気にするほど「欲しいもの」って・・・?逆に特に何も欲しくないから誰に対しても塩対応なのかな、大進の事だけが特別だから気にかけてるのかなと受け止めていましたけど、途中そうでもない事が宝先輩のモノローグで語られて意味不明。
これまでの大進に優しくしてくれてたのはなんだったん・・・?

それでもどんどん好きになっていったらしいけど、こちらとしては最初から好きにしか見えなかったのに違ったらしくて、混乱しているうちに「大好き!ハッピーエンド♥」で終わっていて、最後の方は盛り上がりがなくて正直つまらなかったです。

別にありがちな展開の最終回直前でケンカしたり別れたりしなくてもいいんですが、愛情を感じて表に出そうっていうきっかけが描かれたらもっと良かったのになって思いました。

むしろ付き合う前までの方が良かったな。ちょっとの事で宝先輩の優しさを見ると嬉しくなるし、ミステリアスだからどういう人なんだろ?何を思っているんだろ?と気になって追いかけたくなりました。
でも、蓋を開けてみたら大したことなくってガッカリ・・・って感じです。

あとは周りのキャラ達がちょっとくどいというか、別にオタクみたいなキャラにしなくても・・・。大進の友達とか、登山サークルの宝先輩のファンの子とか。最近オタクの友達流行ってるんですかね?

始めは大進が恋してる自覚がなくて、逆に宝先輩の方が「早く気づけ」って言ってるような気がして、こちらもそんな大進に対してじれったさを感じつつも少しずつ近づいていく2人の関係を微笑ましく見ていました。
でも、付き合ってから、というか宝先輩の独白以降が個人的には蛇足に感じて白けてしまいました。

なんでかな・・・宝先輩の母親がひどい毒親なんだけど、それによるトラウマが軽いというか、その割に回想がしつこい・・・。

大進と宝先輩が恋する話なんだから、そこまで宝先輩の過去の話必要ですかねぇ・・・?

ドラマ『タカラのびいどろ』の個人的なオススメ度

途中までは楽しく見てたのですが、最後の方はグダグダとして大した盛り上がりエピソードもなかったので(大進が実家に帰ったのはそんなに面白い話でもないし)最終的には★★★☆☆って所です。

とりあえずビジュアルは良いので見て損はないと思います。